うれしかった!♪ 介護施設勤務の方のブログに取り上げられました!

みなさんこんにちわ!
今日は、うれしい出来事があり、感動してます。

弊社が福祉介護施設向けにゲーム機を活用して取り組んでいるサービス商品を共感してくださった福祉施設勤務の方が
に取り上げてくださり、弊社の取り組みに賛同してくださったんです!

ブログを拝見させていただきましたが、大変参考になるお言葉や、考え方にとてもありがたいと、ますます頑張らなくては!とテンション⤴⤴⤴です。

弊社のゲーム機活用の取り組みをより一層!
イオニア精神で前進前進、頑張ります!


はじめまして! 東北は仙台で業務用ゲーム機ひとすじ30年のゲーム屋さんです。

はじめまして! 東北は仙台でゲーム一筋30年のゲーム屋さんです。
あることがきっかけで、高齢者の福祉・介護業界に関わることになり、日々奮闘しています。
業務用ゲーム会社のわたしが、右も左もわからない世界に踏み入り、なかなか結果が出なくて、いろいろ試行錯誤しながらの日々を綴っていきます。
コメント大歓迎です。どうぞよろしくお願いします!

「あること」とは、3/11 そう東日本大震災です。
震災と原発事故で取引先が閉ざされ総売上の4割を失った。
女房のふるさとも津波で壊滅した。

仕事も再開できず休業している間、TVで流れる映像。被災地で奮闘しているボランティアの人たちをただ家で見てるだけ・・・

「自分が今、出来ることは何か?」、
「自分はゲーム屋、ゲームを介して役に立てないのか?」、
「でも、被災地ではゲームどころでないよな・・・電気も復旧してないのに、電気の無駄使いだってひんしゅくもんだよな・・・」、 でも・・・
「トラックに太鼓の達人とか積込んで、エンジン発電機積んで被災地を回ってあげれば、子供さんは喜ぶだろうな・・・」
と、ゲーム屋なりに出来ることが頭に浮かぶけど
「ガソリンも不足して入れられないのに無理だろ・・・」
とか理由づけして行動できなかった。

そうしているなか、TVで若い人が仕事を求め避難所からひとり、ふたりと去っていく中、残されるのが高齢者だと知った。
その時!当社も漠然と考えていたこれからの高齢化社会へのシフト。
「そうだ、当社はゲーム屋だ!本気で当社のゲーム機を使って高齢者が喜んでもらえる仕組みを考えよう!」

まず思ったのは、被災地の老人ホームなどから緊急処置として入所者を受け入れた老人ホームへゲーム機を提供できないか?しかし、入所者が廊下までいっぱいな現状にゲーム機を置けるはずもなく・・・・

でも、会社をなんとかしなくては!社員の生活をなんとかしなくては!この震災を乗り越えなければ!!!

そんなとき、社員でもある妻が中小企業支援センターに電話を入れた。
「震災で弊社のゲームセンターがダメになってしまい、福祉施設にゲーム機を置いて、利用者に楽しんで活用してもらいたいのですが、こういう相談にも乗ってもらえるのでしょうか?」
妻は初めてのことで、不安と焦りから声が震え上がりながら・・・
すると、「ああ、安心してください。ゲーム機を用いて検証したことがあるので、まずは、こちらへいらっしゃいませんか?」
「助かった。福祉施設に置いてもらえるかも知れない。」、と思ったのは甘かった。

改めて伺い相談すると、「ただ設置するだけでは、すぐ飽きられ、ホコリだらけになるよ。見に行って確かめてみる?」

〈施設がゲーム機を受け入れない点〉・・・・こんなにある・・・・・理由にうなだれる・・・・・

しかし、相談に乗ってくれた事業団が「今年度の健康福祉サービス・機器開発委託事業に申請してみませんか?」、と勧めていただき、

「ゲーム機は高齢者の方にも楽しんでもらえるはず!」、という強い思いから、「ゲーム機に対して拒絶反応している福祉業界の道を開こう、パイオニアになってやる。チャレンジしてみよう!」

とは言っても、検証する現場がない。
渋る業界の中での協力事業所探し・・・

事業団の担当してくださったディレクターが苦心して協力を取り付けてくださり民間福祉施設運営会社をなんとか見つけてくださった!

お会いした経営者さまはすごく協力的で、こちらが思ってもいないアイデア満載。がしかし・・・・

協力事業所の現場スタッフは手一杯な介護現場に検証の手間を増やされたことに反発はあったのではないか・・・・施設長がスタッフをなだめながらの検証スタートとなった。

新規福祉部門の室長となった妻が、アウェーの現場でサービスの商品化に向かって汗かき、ベソかき夢中でやってくれた。

そうこうしながら、検証の7か月間はあっという間に過ぎ去った。

なんとか作り上げたシステムに現場スタッフは
(~40代) クララが立ったとハイジが感動したくらい。
(~50代) ダイヤル式の電話がプッシュホンになったくらい。
(~60代) 白黒TVがカラーになったくらい
 (~?)  初めて家に電気がついたくらい
   おつりで2千円札が来たときくらい 驚き感動した。そうです。

また、サービス開始前と開始してからは
(ビフォー) ○利用者はほとんどの方が1日を自席に座って過ごす。
        ○利用者は自ら動くことが億劫となっていた。
        ○スタッフは日常生活活動を低下させないために
          一生懸命苦心していた。

(アフター) ○ゲームの時間になると、30メートル以上ある長い廊下         を手押し車を押してみなさん自ら集まる姿にビックリ!
       ○ゲームを楽しむときの身体のキレ、動き、速さにビックリ
       ○会話したことのない利用者同士が一緒に笑いながら
         会話し交流が広がるのを見てビックリ。
       ○ゲームを楽しみに来所されたり、朝から「今日はゲーム         するの~」と積極的になった。

結果的に、高齢者にゲーム機を楽しんでもらおうと思って始めたサービスの検証は、楽しむ利用者様に助けられた。

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「ご自分のこと、ご家族のこと、みんなのこと、スタッフのこと、施設のこと、そして私の志事のこと、いろいろお話をして心から共感してくれた。」 

その中で、私が行くといつもそばによって「たのしいよ~」、と声をかけて励まして下さる利用者さんがいた。はじめてのデイサービスに緊張と不安な私に寄り添ってくれた方だった。私が伺うのを楽しみに待っててくれた。
ある日、突然、その方が亡くなった。自宅のお風呂で亡くなっていたところを発見された。一人暮らしだった。
その時、私が向き合っている利用者様と明日も会えるとは限らないと痛感した。  (室長・談)
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早く、開発したこのサービスを導入してもらい、たくさんの人に楽しんでもらい、たくさんの笑顔が見たい、今すぐにでも広めたい。高齢者の人に時間はあまりない。